ガールズバーでのお仕事は比較的未経験者向けで、ナイトワークの登竜門にもぴったりです。

私服で気軽に働くことのできるお店が多く、諸経費が少なくて良いので接客業などをしたことない方、お酒を提供するお店で働いたことがない方にもおすすめです。

スナックやキャバクラなどに比べると、のんびり働いているキャストが多いので、競争心による派閥などもなく人間関係に気を張る必要もありません。

お仕事内容はドリンクを作って提供したり、お客様とお喋りをすることです。

店内にはダーツやカラオケ、トランプなどのみんなで遊べるゲームを完備しているお店が多くある為、接客に少し自信がないという方でも安心です。

キャスト、お客様共に年齢層は若めで、お店によってはコスプレなどコンセプトに沿った衣装を着て接客するところもあります。

何よりガールズバーはカウンター越しの接客スタイルなので、他のナイトワークよりもお客様とは物理的な距離があり、緊張せずにお仕事をすることができます。

また、髪型やネイル、ピアスやメイクなど、普通の飲食店と比べるとかなり自由なので、今の髪色や服装を変えたくない、自分らしく働きたい方にはおすすめです。

ナイトワークと聞いて「高時給で稼げる＝キャバクラ」と思われる方も多いのではないでしょうか。

キャバクラはお客様に対してマンツーマンでの接客となり、そこがガールズバーとの大きな違いになります。

1人のキャストが1人のお客様を15分程度接客、それを時間が来るまで何度か繰り返す流れです。

そのため、いかに短時間で自分を売り込むかが大切になってきます。

お客様の年齢層は20代前半から50代までと年齢層の幅は広く、ゆったり飲みたい方よりも気軽に楽しく飲む目的の方がほとんどです。

また、キャバクラでは普段の生活では関わる機会が無いような方が来店することもあるので、人脈を広げたり人生の学びにも繋がります。

接客しているキャストだけでなく、ボーイさんも一緒にお酒を飲んだり会話をしたりと、和気藹々とした雰囲気のお店が多い印象です。

主なお給料システムは、時給+売上(インセンティブ)によって決まります。 バックと言われるものには、売り上げバック、ボトルバック、同伴バックなどがあります。

ですが、お給料からヘアメイク代やドレスのレンタル代などが引かれることもあるので、気になる方は事前にお店に確認しましょう。

スナックはガールズバーやキャバクラと違い、お店を切り盛りする「ママ」がいます。 そのため、「女性が仕切っているお店の方が安心して働ける」と思う方におすすめです。

シフトについての相談や女性特有の悩み、改善してほしいことなどを気軽に提案しやすいことは、長く働く上で大事なポイントになります。

小規模のお店が多いせいか、キャストも少人数体制なので他のスタッフと一緒になることが少なく、派閥など面倒な人間関係を避けたい方にもぴったりです。

スナックというと、キャストと客層の両方が年齢が高い印象があるかもしれませんが、近年カジュアルさのあるスナックが人気傾向にあり、20代のキャストも増えています。

客層は常連さんが多く、お客様から話しかけてくれることが多いです。 そのため、自分から声をかけるのが苦手な方でも挑戦しやすい業種となっています。

スナックはお客様とお酒を飲みながら会話をするのが主な仕事ですが、お客様と一緒にカラオケで歌う事もあり、これはスナック特有のお仕事になります。

ナイトワークの中ではやや低い時給ですが、シフトに柔軟なお店や私服勤務可能なお店がほとんどなので、働きやすさ重視の方におすすめです。

朝キャバ・昼キャバのお仕事はキャバクラと同じですが、大きな違いは営業時間が夜ではなく「日中」という部分です。

朝キャバは早朝〜お昼、昼キャバはお昼～夕方ごろに営業をしています。

そのせいか、同伴やアフターなどに誘われにくいため、お仕事とプライベートはちゃんと分けたいという方におすすめです。

客層は同業者やホストなどが多く、泥酔する人も少ない傾向にあるため、キャストも落ち着いた環境で働けるというメリットがあります。

「日中に仕事をして夜に睡眠をとる」という普通の生活サイクルで働けるので、他のナイトワークよりも規則正しい生活を送ることできます。

また、友人や家族などと生活リズムが同じになるので予定も合わせやすく、プライベートも充実します。

朝キャバ・昼キャバではお店のボーイさんがビラ配りをしてくれるので、キャストはお客様が来店されるまで店内でゆっくり待機することができます。

そのため身バレのリスクも低く、夜間はお家に居たいという方にもピッタリです。

時給は夜のキャバクラと比較すると低い傾向にありますが、一般的なお昼の仕事と比べると高い時給で働くことができるので、少し贅沢な生活をすることもできます。

ガールズカフェは、「ガールズバー」と「コンカフェ」を融合させた業種になります。

コンカフェとは異なり、お店や制服にコンセプトはありません。 お仕事内容は接客やドリンク作りなど、コンカフェやガールズバーと同じになります。

それに加えて、ガールズカフェではチェキ撮影やブロマイド特典などのサービスもあります。

キャストは20代前半の若い女の子が多く、アイドルやインフルエンサーが在籍しているお店もあります。

キャストにファンが付きやすく、お客様もアイドルに会いに行く感覚で来店されることもあるそうですが、カジュアルなお店もあるので多種多様です。

さまざまなお客様が来店されるので、色々な職業の人の話が聞けたり、人生経験や社会勉強にもなります。

お店自体がカメラマンや事務所などと提携しているケースもみられるので、「有名になりたい」「知名度上げたい」女の子にはおすすめです。

お給料は他のナイトワークと比べてやや低めですが、ノルマや営業行為がなかったり、シフトが自由なお店が多いです。

ストレスなくのびのびと働くことができるので、未経験でも挑戦しやすい業種です。 ガールズカフェが気になる方は是非求人を探してみてください。

BARには女性スタッフだけではなく男性スタッフもいます。

お仕事はガールズバーやコンカフェと同じく、接客やお酒づくりがメインです。 ほかには、ドリンクのオーダーや配膳、片付けやセッティングなどがあります。

中にはシェイカーを振ってお酒を作ることもあるので、使うかどうかはお店に聞いてみてください。

基本的にはカウンター内でお仕事をするので、お客様との距離がしっかり保たれています。

Yシャツなどの制服を用意しているお店が多いので、始めるにあたって買い揃える必要はありません。

BARに来店される客層はハイクラスで、一流企業の社長や役員、芸能人、著名人、そして海外からのセレブなど幅広い方が利用されます。

一般の飲食店で働いていると出会えない方がBARには来られるので、人脈作りや人生の学びにも繋がるでしょう。

BARの平均時給は約1,300円でナイトワークと比べると低い時給ですが、一般の飲食店や居酒屋などと同じくらいです。

ナイトワークの様な賑わっているお店よりも落ち着いた雰囲気のお店が良い、という方にはピッタリです。

お酒は作りながら覚えていけるので、お酒の知識がなくてもチャレンジしてみてください。